昨年末から年始にかけて、2週間ほどポルトガルとスペイン周遊旅行にいってきた。
たぶん、7年ぶりのくらいのヨーロッパ旅行である。
その旅行中に、高校生のころから温めてきた行きたい観光スポットの1つである「アルハンブラ宮殿」を訪れた。
今回の「アルハンブラ宮殿」は、私の手際が悪く、公式ページからのチケットがとれなかったため、やや高額な日本語ガイドツアーでの申し込みとなった。
なかなか痛い出費であったが、実際にツアーに参加してみると、プロのガイドさんが歴史的な背景を細かく説明してくれるツアーはとても内容が濃く、払う価値のあるお金であるとつくづく実感したのだ。
そして、ガイドブックや自分たちのリサーチでは知ることのできなかった貴重な情報も入手できた。
私たちが「アルハンブラ宮殿」を訪問日したのは1月2日だったのだが、この日はグラナダでは再征服祭(Di’a de la Conquista de Granada)の日ということだった。
なんでも、カトリック両王によるグラナダ再征服の記念日で、行列や種々の文化行事が行われており、昔の衣装を着た行列が街中をパレードしたりしていた。
そして、この再征服祭の日は、「アルハンブラ宮殿」内のアルカサバの塔にある鐘を一般人がならしてもよい、一年で唯一の日ということだった。
ガイドさんによると「この鐘を鳴らした人は、その年中に結婚する」といわれており、いわゆる婚活パワースポットなのだ。
まさか、婚活パワースポットがこんなところにあるとは!?
「アルハンブラ宮殿」については、事前にかなりリサーチしていたが、この情報にはインターネットではたどり着かなかった。
もちろん、独身の私は、30分ほど列に並び、高らかに鐘を3回鳴らしたのです!
私が今年中に結婚するかどうかは、あと数ヶ月のお楽しみ♪
現地のツアーのありがたさを深く感じた一日であった!