多発性嚢胞腎_PKD

猫の多発性嚢胞腎 Polycystic Kidney Disease_Cat (PKD) vol.2

毎日爽快

ミータコの退院から1週間が過ぎ、本日、再検診のためミータコを病院につれていきました。

血液検査結果 2022年2月15日=

  • CREA 4.9 <前回8.1> (正常値 0.8-2.4)
  • BUN 61    <前回73> (正常値 0.8-2.4)
  • Na   166  <前回164> (正常値 150-165)

良かったこと
・クレアチニン値が下がったこと
・体重がキープできていること
残念なこと
・ナトリウム値が上がったこと

今回の診察結果のポイントは下記のとおりです。

  • 毎日の皮下点滴の効果でクレアチニン値が下がったのだろう
  • BUNがさがらない原因ははっきりとはわからないが、腎臓の状態はクレアチニン値の方が正確に測れるので、この事ではあまり心配はない
  • しかし毎日の点滴のせいでナトリウム値が上がっている。ナトリウム値が上がりすぎると神経系の問題などが出る可能性があるから、点滴の回数を減らすか、量を減らしてみたほうがいいかもしれない

また、診察では貧血改善の注射もしてもらえたので、食欲がでたみたいで、家に戻ってからご飯を少し食べてくれました。

ただ、前回のブログでもお伝えした通り、PKDは治る病気ではなく、その進行を止めたり遅くしたりする方法はありません。

なので、このまま病気は進行していき、通常の腎不全よりも腎機能低下が加速することが予想されます。

この先、どのくらいの命が残されているかもわかりませんが、ミータコが一日でも長く快適に過ごせるようにサポートを続けていきたい。

最近読んだ漫画「寄生獣」のセリフで、すごく響いたものがありました。

「人間は自分がさみしいから動物を守る」

たしかにそうだ。
私はミータコがいなくなると私が寂しいから、必死でミータコを延命する。
ミータコが苦しむと、私が辛いからなんとか取り除いてあげたいと思う。

つまり、私はいつもの何気ない日常で、とてもミータコから与えてもらっているんだと再認識した。
ミータコの存在に助けてもらっているのは私の方なんだなぁ。