つれづれ日記

主体性をもつこと

毎日爽快

最近、自分で考えて自分で何かを決めるということは下調べなどの労力やエネルギーが必要だし、それを踏まえて決断するということはかなり勇気も必要なのだとつくづく感じています。

そのことに気付いたのは、飼い猫の病気になり、その治療方針などを決めるにあたり、その猫のためには何がいいのかちゃんと向き合おうと思ったことがきっかけでした。

もちろん病院の検査結果や先生からのご提案を踏まえて治療を進めていくのですが、ただ病院からの提案を受け入れるだけでなく、自分でリサーチして、考えて、猫の日々の状態をきちんと観察してから決めなければいけないことが沢山ありました。

いままで会社員として30年近く働いてきました。
働き始めこそ、ダメな社員でしたが、ここ20年ほどは会社の環境が外資系で厳しいこともあり、自分なりに工夫して仕事をこなしてきたつもりです。

しかし、今回の猫の病気で対応している感覚は、また違う感じがします。

うまくいえないのですが「会社では、結局は上司や会社に結果をお任せして楽していたな」って感じがしています。

自分で調べて、考えて、決断するって、めちゃくちゃ大変や!!
しかし、ほんとうに大変なんだけど、なんか反面、誰かにお任せしているときよりも気持ちが落ち着いているような感覚もある。
それに、貴重な体験をしているような、ある種の充実感のようなものもある。

ということは、自分で「考えて」「調べて」「選択する」のは、他人任せにする事よりも、その人にとって良いことなのではないだろうか!?

しかし、にもかかわらず、
「組織に属して1つの駒として与えられる仕事をこなし、決められた給料をもらう」
「何か物事を決める時に、リーダーに決めてもらう」
ということにとても惹かれる自分もいる。

私って人間はつくづく、楽したいし、難しいこと考えるのが疲れるから嫌だと感じている部分があるのだろうね。

特に実家を出て自立するまでは、いまよりももっとその傾向(他人に決めてほしいという気持ち)が強く、よく占いなんかに頼っていた時もあった。

今回のこの経験で、自分自身がいきなり180度変わるかどうかはわからないが、主体性を持つことの意義は十分に理解したし、今後の私の人生の選択に大きく影響するだろうと思う。

だって、そのほうが結果的にとても楽しいからね!