ブルー・タートルの夢 -The Dream of the Blue Turtles
スティングが、1985年にリリースした名アルバムだ。
同年の夏、アメリカでのサマースクールに参加していた頃によく聴いた思い深いアルバムの1つです。
先週末にテレビで流れている、スティングの「Russians」をたまたま聴いたので、「Russians」が収録されているこのアルバムを引っ張り出しました。
メロディーには重厚感があり、聴き応えのある一曲。
歌詞もじっくり確認しながら聴きなおす。
かなり政治色の強い内容で、そのメッセージにはスティングの平和と子供の幸せを願う心があふれている。
私が洋楽にはまりよく聴いていた80年代当時、UKヒットチャートには政治を題材にした曲が多くあった。
FGTHの「relax」のPVや、The Culture Clubの「The War Song」の歌詞などはその典型のように感じる。
比べて思うのが、日本では政治色がはいった曲が殆どないように感じる。
私が知らないだけだろうか?
いや、少なくともヒットチャートにはっている曲で政治色のあるものは記憶にない。
近年では、タレントのローラさんが沖縄県の辺野古埋立反対への署名呼びかけに関する発言をしたことでバッシングを受けていたことが記憶に新しい。
政治や世の中を変えたいと感じる気持ちを、タレントやアーティストがその作品や活動に反映させることを日本の大衆は受け入れないのでしょうか?
受け入れない人たちは、自分の思想を変えられるような恐怖を感じるのでしょうか?
よくわからない。。。。。
私は、ローラさんの活動や、自然を愛する気持ちを強く支持します。
ローラさんは語学も堪能なので、枠にとらわれず、世界でその魅力と才能を発揮してほしいと心から願います。
Sting:Fortress Around Your Heart
( 心の内面にある葛藤を情緒的に表現した曲 )
FGTH:「the power of love」
( ヨーロッパの人独特の宗教色が強い感じがあり、「愛」の根源を感じる曲 )
The Culture Club:「君は完璧さ- Do you really want to heart me?」
( なんだか切ないラブソング )