たまたまネットニュースで、さんまさんとジミー大西さんの話を読んだ。
https://smart-flash.jp/entame/22173
ジミーさんは、世の中の風潮の中では、規格外になるような個性的キャラクター。
本来であれば一般の会社ではとても生きづらさを感じるだろう。
しかし、さんまさんはそんなジミーさんを受容れ、温かく辛抱強く個性を育てていた様子がエピソードからみてとれる。
そこには「愛」があり、そして相手ときちんと向き合うことのできる、さんまさんの「強さ」と「誠実さ」を感じる。
「世間の風潮」
「勧善懲悪」
「正しさへの信奉」
「権力への尊宅」
つい最近まで、私もこれらの価値観が正しく、そこから外れることはアウトだと思い込んでいた時期があった。
自分にムチうって、そこから外れる人を判断し・批判(冷笑)していた。
そんな私を支配していたのは「成功(金儲け)しなと、負け組みに落ちてしまう」という恐怖だ。
「世間」や「友達」、「仕事仲間」、「家族」に、いかに自分が立派にやっているかという事をアピールすることに疲れ、ヘトヘトになり、ついには自分の心が何も感じなくなっていた。
「真剣」
「勤勉」
「まっとう」
「自立している」
「優越感」
だけれども、些細なことでイライラしていて、なんだか孤独、周りとの競争に明け暮れ、何の面白みもなかった。
そして羽陽曲折(うようきょくせつ)があり、私はいまやっと「自分の価値観」や「自分の感覚」を取り戻すために孤軍奮闘している。
なかなかうまくできないこともたくさんある。
自分の「劣等感」「自己否定」「負の感情」に出会い、ギョッとすることもあるんだけど、そのどれもが私の歴史になるんだと、少しづつ楽しめるようになってきた。
そんな中、2019年7月に令和時代最初の参院選があり、山本太郎さん「れいわ新撰組」をしりました。
YouTubeでの演説動画を何度も観て、そのたびに胸が熱くなり、涙がでてくる。
山本太郎さんは、社会的弱者といわれている人たちにスポットライトをあて、「こうじゃないといけない」という思い込みを見事に打ち破り、どんな人たちにも無限の可能性があることを知らせてくれたように感じた。
全然面識がない人だけれど、その演説動画をみてなんだか自分が一人じゃないんだと思えた。
それは、それまで世間の目線に合わせすぎて、自分が認めることのできなかった、自分の「こうじゃない」(規格外の部分)ところを「それでOK」と受容れてもらえたような気持ちになったからだ。
自分を世間様という「規格」にぎゅうぎゅうに押し込めて、つねに誰かと競争しているような人生から開放させて、自分の中の「規格外」を育てていけるようになりたい。
そうしたら、いったい何がおこるのだろうか!?
これからの自分の人生をまだまだ味わいつくし楽しむぞ!