スポンサーリンク 猫の腸活
ミータコが多発性嚢胞腎からの末期腎不全とわかってから1週間が過ぎた。
延命治療のため、毎日、皮下点滴と強制給餌をしている。
ミータコを洗濯ネットにいれて対応しているが、強制給餌は嫌みたいだし、捕まえられてネットに入れられるのも怖いみたいで、たいていは身体が小きざみに震える。
そんな姿をみると、私がしている延命治療がほんとうにこの仔にとってよいものかどうか、何度も自問自答する。
冷静に過ごせる時間もあれば、胸がかきむしりたくなるほど苦しく、しめつけられている感覚になる事もある。
家には13歳から14歳の老猫が他に3匹いる。
ミータコを保護したとき、まだ若くて健康体のミータコは、この仔たちよりも長生きしてくれるだろうと、ミータコをすごく頼りにしていたんだと気づいた。
「健康で長生きしてくれると思っていたのに!」
怒りのような感情が沸きあがる。
そして、自問自答…
『じゃあ、最初にミータコが病気とわかっていたら、保護しなかったのか!?』
いや、そうじゃない。
たとえ病気とわかっていても、やっぱりミータコを保護して家族になってもらっていた。
うちにご飯を食べにきてくれたミータコにすっかり惚れてしまっていたから。
世の中、確実な事なんてない。
計画したって、そのとおりにならないことの方が多い。
起こる出来事に対処しながら生きていくしかない。